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内科内科内科について 【診療方針】 / 【診療内容】

【診療方針】

 

2004年の厚生労働省による医師臨床研修制度の導入を契機に、全国で地域の公的病院等の勤務医の減少が深刻化し、地域医療の危機が生じています。
こうした状況の下、地域の病院では細分化された内科専門医よりは、内科疾患を全人的に診療でき、より多くの患者さんに対処できる総合医・家庭医のニーズが高まっています。当院内科では、この総合医・家庭医と内科の各専門医が協力して、内科全般の診断と診療を行っています。また場合によっては各専門医の揃った病院へ転院することもありえます。
具体的には〈1〉総合医・家庭医に加えて、〈2〉糖尿病・内分泌、〈3〉腎臓病・透析、〈4〉感染症、〈5〉循環器(心臓病疾患)に専門的な知識を持った医師がそれぞれの専門分野を生かしながら、各々の知識と技術を出し合い協力して広く内科疾患全体に目をむけた診療を行っています。

 

【診療内容】

 

【1】糖尿病・内分泌
(日本内分泌学会・認定教育施設)

 

糖尿病の診療が主体ですが、この他に脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)、高度肥満、甲状腺・脳下垂体・副腎・副甲状腺などの代謝・内分泌疾患の診療と治療にあたっています。中でも糖尿病は40歳以上の4−5人に1人は罹患しているといわれているほど患者数の多い病気です。糖尿病の治療は医師まかせにすることなく、治療の基本である食事療法と運動療法を積極的に患者さん自身が実行することが重要です。

◇糖尿病・内分泌疾患の検査・入院について
〈1〉糖尿病の教育入院(看護師、栄養師、薬剤師、リハビリ等のチームワーク医療)
1-2週間の間に糖尿病についての学習、食事・運動療法・薬剤(インスリン治療を含む)の指導、合併症の検査・治療を平行して進めていきます。
〈2〉各種の糖尿病合併症の診断と治療
(当院内で他科との連携が可能です)

A眼科:糖尿病性網膜症・白内障
B腎臓・透析科:糖尿病性腎症(腎臓病)
C皮膚科:糖尿病性壊疽・潰瘍等
D循環器科:狭心症・心筋梗塞・不整脈等
〈3〉甲状腺各種疾患、副腎や下垂体疾患など各種内分泌疾患の診断と治療
〈4〉メタボリックシンドロームの診断と治療(食事、運動、薬物療法)

 

【2】腎臓病・透析
(日本透析医学会・認定教育施設)

 

腎臓科では、地域医療に力を注ぎ、周辺の医療機関と緊密な連携をとって医療を行っています。当院には外来、病棟、透析室にそれぞれ腎臓専任の看護師がおり、また栄養士、薬剤師などのスタッフと協力し、治療にあたっています。

当科の特徴は、「山武長生いすみ医療圏から透析導入患者数をゼロに」を目標に、腎不全の進行を遅らせるため慢性腎臓病(CKD)治療を中心におこなっています。

山武医療圏では糖尿病の罹患率が高く、そのため糖尿病性腎症を合併する患者様も少なくありません。糖尿病腎症は末期腎不全の原因として最も多い疾患であり、初期の糖尿病性腎症の段階から診療を行う必要があります。そのため多くの方が当院の糖尿病外来と連携しながら通院加療をされています。また山武長生いすみ医療圏ではいち早く腎臓病教育入院を定期的におこない、患者の皆様への情報提供を心がけております。
もしも腎炎、ネフローゼ症候群の診断、治療方針決定のため腎生検が必要な場合には、千葉東病院などの医療機関に御紹介し、連携しながら対応させていただいております。

残念ながら末期腎不全となり、腎の代替療法が必要になってしまった場合は、血液透析ならば当院で、腹膜透析や腎移植を希望される場合には千葉東病院などの医療機関に御紹介させていただいております。

慢性腎臓病・・・3ヶ月以上持続する腎組織や尿・生化学・画像検査所見の異常を呈し、糸球体濾過率(GFR)が60ml/min/1.73m2未満にある病態。

〈1〉診療体制

腎臓科外来は、火曜日(完全予約制)におこなっていますが、はじめて受診される方や他の医療機関に通院中の患者様の場合は、まず地域医療連携室にご連絡ください。

〈2〉透析室


透析室では、血液透析をおこなっているだけでなく、透析導入時教育にも力を入れています。また顆粒球除去療法、エンドトキシン吸着療法、LDL吸着療法といった特殊血液浄化療法も行なっており、潰瘍性大腸炎などの消化器疾患、重症感染症などの多岐にわたる患者の治療もおこなっています。

〈3〉慢性腎臓病(CKD)って何?


現在他の医療機関に受診中の方は、主治医の先生が当院CKD医療連携係にお電話し(TEL.0475-52-8177)、腎臓外来を予約していただき、通院中でない方は、お気軽に当院腎臓スタッフまでご相談ください。

千葉県立東金病院腎臓チーム

 

【3】総合医・家庭医
(日本家庭医療学会・認定教育施設)
(日本内科学会・認定教育施設)

 

地域の病院では細分化された内科専門医よりは、内科疾患を全人的に診療でき、より多くの患者を取り扱うことのできる総合医・家庭医のニーズが高まっています。そこで千葉県病院局は2006年4月より導入している千葉県立病院群・レジデント制度を活用して、総合医・家庭医育成のための教育研修の場を2007年4月に立ち上げ、地域医療を支える総合医・家庭医の育成に着手しています。2009年12月現在、2名のレジデントがこの育成プログラムで研修しており、2010年4月からレジデント3名、専任スタッフ(指導医)は3名に増加する予定です。


【4】感染症
(日本感染症学会・認定教育施設)

 

当院では感染症科としては独立していませんが、総合内科の枠組みの中で肺炎、敗血症などの感染症疾患の診療にあたっています。またHIV診療においては拠点病院として、入院・外来症例の診療にあたっています。
糖尿病のコントロール不良例や腎疾患などの基礎疾患を有する症例を多く診療しており、当院での感染症診療の果たす役割は非常に大きくなっています。また海外渡航者などで経験する、国内では稀な疾患に対しても診療経験があり、熱帯病、国際感染症にも対応しています。

<対象疾患>
・ HIV感染者/エイズ患者
・ 成人の一般感染症疾患(肺炎・尿路感染症など)
・ 輸入感染症(赤痢・コレラ・チフス・デング熱・マラリアなど)
・ 帰国後の発熱及び下痢
・ 成人の流行性感染症(インフルエンザ・麻疹・水痘)
・ 各種性感染症
・ ワクチン接種希望者
など

<その他>
予約により、渡航者外来を開設します。
旅行や海外赴任、留学される方などでの渡航前、渡航後の健康相談、外国語診断書作成、ワクチン接種などを行います。

 

【5】循環器

 

当院では虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)をはじめとする多くの心疾患を確実に診断するため、ホルター心電図、カラードップラ心エコー、トレッドミル機器を導入しております。


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